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M-GTAアップデート

【シリーズ】M-GTAアップデート

  • 目次
  • #修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ
  • #研究方法論
  • 2023/09/22 掲載
  • 2024/10/28 更新
木下康仁
著者紹介
木下康仁先生
聖路加国際大学大学院看護学研究科 特任教授(看護社会学)、立教大学名誉教授

このシリーズではM-GTAの理解の向上を目的に、補足説明や質的研究の関連内容をアップしていきます。一つの記事は一口サイズ(bite size)よりも小さな“爪楊枝”サイズにしています。多様な内容を読み切り的に提示していきますので、記載の順序に体系性はありません。

拙著『定本M-GTA:実践の理論化をめざす質的研究方法論』と合わせて活用してください。

2024年3月18日、シリーズ「M-GTAアップデート」の著者である木下康仁先生が急逝されました。編集部一同、謹んでお悔やみを申し上げますとともに、ご冥福をお祈りいたします。
木下先生からは、本シリーズの原稿を第60回までお預かりしていました。
M-GTAのさらなる発展を強く願ってご執筆にあたられていた先生のご意向に沿いたいという思いを込めて、NEOでは本シリーズの連載を最終回まで継続していく予定です。引き続きご愛読のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

NEO編集部

最新更新記事

45.M-GTA研究論文の読み方

46.「データとの最初の接点を見よ」の意味

47.概念は単体でも役に立つ

48.概念が説明力と予測力をもつための方法

#45~#48 2024年10月28日公開


 

(次回 更新予定)

49.グループワークのダイナミズム:分析結果の発表セッションで

50.質的データの解釈における「指示的」の意味

51.技法としてインタビューの可能性

52.M-GTAの分析結果を評価する基本4項目-コントロールの意味

 


 

これまでの内容

1. 分析焦点者と深い解釈の関係

2. 概念の数は多くはならない

3. 分析結果の実践的活用と偶発性との関係

4. 「実践への示唆」をしっかり記述する

#1~#4 2023年9月22日公開

5. このデータにはどういう人が何人登場しているのか

6. M-GTAにおける方法論的限定という考え方

7. 「用語の定義」欄の活かし方

8. 理論(説明モデル)とはジグソーパズルを新作するようなもの

#5~#8 2023年10月20日公開

9. 「データから一歩離れる」

10. 「データを捨ててもよい」

11. データの不完全性とその視点の活用

12. 短い滑走距離で急上昇

#9~#12 2023年11月20日公開

13.面接データと観察データ

14.観察調査の方法

15.フィールドとは

16.メタファー・イメージの活用と現象特性

#13~#16 2023年12月22日公開

17.感受概念(sensitizing concept)とは

18.「隅から隅まで何度も読んだがよくわからない」

19.オリジナル版GTAの理論とM-GTAでの理論

20.reflective intelligence(内省的知性)とは

#17~#20 2024年1月26日公開

21.創造的発想方法としてのgrounded-on-dataの意味

22.分析テーマの絞り込み

23.grounded-on-dataの原則を確認する…当初は評価され、後には批判されることにもなるGTAの基本特性

24.質的研究における一般化とは——サンプリングとの関係

#21~#24 2024年2月26日公開

25.M-GTAの分析結果のプレゼンの仕方

26.結果図作成でのポイント

27.M-GTAにおける概念生成と司法での法律適用を比べてみると

28.分析焦点者を「分析してしまう」という問題

#25~#28 2024年4月25日公開

29.M-GTAとは「問いと内容と方法の組み合わせ」による分析である

30."unlearn"という学び方

31.自分の中に「二人の研究者」を育てる

32.実践の世界の迫力と魅力

#29~#32 2024年6月12日公開

33.M-GTAを使わなくても、考え方は活用できる

34.分析テーマのプロセスの考え方——二つの視点

35.時系列と現象変化の区別——プロセスと時間の関係

36.「強力にメモを書く」と「運動のように書く」

#33~#36 2024年7月18日公開

37.「著書を読む」と「著者を読む」

38.知的職人論(intellectual craftmanship)とは

39.大学院時代にしておきたいこと

40.YouTubeの活用

#37~#40 2024年8月9日公開

41.インタビューの魅力

42.着地点をイメージする

43.多職種連携とM-GTA

44.「結果がでる」と「結果に至る」

#41~#44 2024年10月7日公開

 


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